日本に古くから伝わる漆器。

小さな工房の私たちには大量生産はできませんが
「漆器でたくさんのお客様を笑顔にしたい」
という想いを込め
ひとつひとつ丁寧に手作りしています。

天然木から木地を自社加工

木材は湿気などの影響を受けて伸縮します。そのため仕入れてからすぐには加工せず、変化を落ち着かせてから加工に入ります。
それでも加工後の湿度等で伸縮するため、これらの変化を職人が計算して加工しています。

その後機械ではできない細やかな箇所まで磨き上げます。

美しい漆器に仕上げるためには、時間をかけて丁寧に行う、この研磨作業が欠かせません。

漆器制作の要 漆塗り

漆塗りには様々な技法がありますが、弊社では「摺漆(拭き漆)」又は「目はじき塗」を施しています。

漆の塗装は、一般的な塗装とは異なり、適切な温湿度管理下で「硬化」(固める)させます。

複数回塗装を重ねることで、漆特有の美しい艶が出ます。

木地制作・漆塗り・温湿度管理といった、様々な工程・管理を経て美しい漆器が仕上がります。

素材をいかすから際立つ、木目の美しさ



木目の美しさ・表情は全て異なるので、全く同じ漆器は作れません。

天然木を用いた手作り だからすべてが一点物。

どんな表情の漆器と出会えるかは、箱を開けた時のお楽しみです。

自社一貫制作

私たちは木材加工から漆塗り・金属との組み合わせまで、これまでに培った経験と技術を生かし、一から完成まで自社で制作しています。

金属を組み合わせた新しい漆器

木材とは異なり、金属は常に同じ形を保ちます。

変化する木材と常に同じ形の金属を組み合わせるには、最後の最後まで微調整が必須であり、職人の技術と経験が重要です。

高い技術が必要な、木材と金属の組み合わせ。

これを実現できるのは、これまでの事業で培った木材と金属加工についてのノウハウを生かした自社一貫制作だから。

私たちの誇りです。

ゆったりとした至福の時間を漆器とともに…

私たちの漆器が 皆様の笑顔と会話の“種” になれば嬉しいです

漆器でおうち時間をもっと素敵に